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2005.01.05

合併すべきか、否か

東京などの大都市圏にお住まいの方には全く関係のないことだけれど、我が町(人口28000人)にも三位一体改革の波は押し寄せ、市町村合併について2月に住民投票が行われます。選択肢は三つ。
(1)合併しない
(2)隣の人口12万人の市と合併
(3)我が町以下の人口の町村3つと合併
さて、どうすべきか。。。以下、まだまとまっていない考えの覚え書き、、、。

いろいろ調べたりしていると、身も蓋もないことがわかってきた。三位一体改革が景気の減退、財政の悪化と密接に結びついていることは言うまでもないだろう。この改革は資本の再々配分であり、投資の効率化なのではないか。今までは地方交付税として、実質的に東京都民など大都市圏住民が払った国税が地方へと流れてきた。地方交付税の廃止と税源の移譲は結局のところ、(現在の)国税を人口が集中しているところへ投資することに他ならない。その方が明らかに投資効果が高く景気への好影響もある。これについては言いたいことがたくさんあるが、現在の政策はこうなっている。そうしてみると政令指定都市や中核都市ならともかく、この辺りでどこと合併したところで、公共事業は激減するからいままでの経済構造では衰退の一途をたどることは間違いないように思える(他の部分を削って道路や橋に回せば別だけど)。

ここから先の考察はまた今度。なんか違う考えもありそうな気もする。

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Comments

かつて1,000人の村でも「村」として成立していた背景は、日本の産業が農業を中心としていて、各村が自給自足に近い自己完結的な地域として機能していたからだと思われます。
 次に現在の経済環境を整理すると、かつては「大都市圏」と「地方」の関係は「元請」と「下請」の関係に近く、その関係を通じて1つの経済圏として機能してきました。しかし、下請の役割が中国、東南アジア諸国に移転してしまったため、「大都市圏」と「地方」の経済的な関係は極めて希薄になり、すでに別の経済圏にあるといっても過言ではないと思います。
 異なる経済圏には当然、経済格差が発生します。マクロ経済学的に云うと、経済圏ごとに通貨が異なれば、為替相場を通じて「瞬時に」この経済格差は調整されるはずですが、経済圏は違っても同じ「YEN」という通貨を使っている「大都市圏」と「地方」では為替による調整は働かないため、経済格差の調整は実態経済面で行わざるを得ないことになります。
 しかし、実態経済面の調整、すなわち物価、賃金水準等は下方硬直的なため、調整には時間がかかります。また、地方が既に大都市圏とは違う経済圏にいる=経済格差が存在することを十分に認識していない場合、この調整機能が十分に働かない可能性があります。
 今、地方経済はこうした下方調整過程にあるのでしょう。
 地方が大都市圏と同様の経済水準の生活を享受するためには地方自身が活性化する必要があります。努力して経済力が強い地域は豊かになり、そうでない地域は衰退していく。悪い考え方ではないと思います。
 今、地方公共団体のとりうる一番有力な「手」は、企業誘致だと思います。いえ、東京の大企業に工場誘致するのではないですよ。外資企業の直接投資を呼び込むのです(外資の導入によって何故経済が活性するかは文献がたくさんあるので省略します)。そのためには海外に役場の出張所も必要でしょう。
 「地域」をこのように定義すると、地域として機能する最低限の規模も自ずと明らかになってくるのではないでしょうか。
 わが国は1つの通貨、1つの経済圏という状況から、経済圏の崩壊がおきて、1通貨、複数経済圏という状況あります。
 逆にEUは複数通貨、複数経済圏という状況から、ユーロの導入により、同じく1通貨、複数経済圏という状況になりました。通貨の統合により貨幣面での経済調整・政策が封じられたEUがどのように経済格差の調整を達成していくのかが見ものだと思います。また、日本にも参考となるでしょう。もっとも、EUでこの問題が表面化するのは数年後のことでしょうが・・・。
 最後に日本はWTOの枠組みとは別に、はじめての自由貿易協定をシンガポールとの間で締結し、韓国、タイなどとの間でも締結を模索しています。農業問題が一番のネックになるのは目に見えていますが、なんとしても締結にしなくてはならないでしょう。

 日本人が考えているよりずっと「外国は近い」と、世界中の人々が考えている。

その辺の意識のずれが、国内の様々な問題解決の鍵のような気がするこの頃です。
 
 

Posted by: とまと | 2005.01.06 at 11:56 AM

おまちしておりました、とまとさん。
私も、このままだと地方は、東南アジア諸国と同じ位置づけでしかも為替や人件費による優位性がないところ、みたいになると思いました(まあ東京に出稼ぎに行くのは難しくないですけど)。ドイツにおける旧東ドイツ地域みたいな感じでしょうか。ちょっと違うかな?  

東京、その他の先進諸国からいかに「外貨」を獲得するのか。これを今までのドメスティックな発想ではなく世界を見てやらないと。インドのバンガロールのようにソフトウエアか、フランスの田舎のように世界に通用するワインを生産するか、スイスのように物価が高くてもたくさんの外国人がやってくる観光地にするか、どれもハードルが高そうですが、こういう意識じゃないとだめですね。「外国企業の直接投資」というのは良いヒントではないかと思います。で、なにかキラーアプリがひとつあれば、合併しなくても、というか却って小さい方がいいかもしれない。

また中途半端で終わってますが引き続き考察をば、、、。

Posted by: ti14 | 2005.01.06 at 01:59 PM

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